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一言に“くしゃみ 鼻水 鼻づまり”と言ってもその症状はさまざまですし、その対処法も人それぞれです。まず大切なのはあなたのくしゃみ・鼻水・鼻づまりの原因を見極めることです。風邪なのか?花粉症なのか?アレルギー性鼻炎なのか?
また、くしゃみ・鼻水・鼻づまり対策にも色々あります。鼻づまりに効果的な食べ物や、鼻づまりに効果的なサプリメント、鼻炎治療器など。あなたのくしゃみ・鼻水・鼻づまりの原因が分かれば、鼻水の止め方・鼻づまり治療法・鼻炎の治し方も違ってきます。
まずはあなたのくしゃみ・鼻水・鼻づまりの原因を見極め、鼻づまりを治しましょう!
☆ 風邪のくしゃみ・鼻水・鼻づまりの症状は?
風邪の鼻水の特徴はねっとり、ネチョネチョした鼻水です。最初はサラサラした鼻水が出ますが、徐々に粘性の高い黄色の鼻水になり(風邪の鼻水は細菌やウイルスを退治した白血球が混じっており粘度があります。)最終的には膿のような色に変化していきます。
また風邪の場合、鼻のムズムズ感は少なく、風邪の鼻水は単なる炎症によるものなのでジュルジュルっとかむとスッキリします。さらに黄色い鼻水になったらいわゆる「ちくのう症」になってしまった可能性もありますので注意しましょう。
次に風邪のくしゃみの特徴です。そもそもくしゃみはヒスタミンの粘膜への刺激の表れです。また鼻がムズムズするのも同様です。
風邪のくしゃみは、息継ぎができることが特徴です。風邪のくしゃみは1度に3〜4回で、また日数に関しても、風邪のくしゃみはせいぜい3〜4日間程度で収まることが多いようです。逆に花粉症のくしゃみは一度に何回も繰り返して出るのが特徴で、さらに花粉症は原因となっている花粉が飛散している間、症状が続きます。
次に風邪の鼻づまりの特徴は、寝返りを打つと左右が入れ替わってくることもありますので、花粉症と区別がつきやすいかもしれません。
☆ 花粉症のくしゃみ・鼻水・鼻づまりの症状は?
風邪の鼻水は数日でねっとりしたものになりますが、花粉症の場合は「水っぱな」のままです。
花粉症の鼻水は無色で粘り気のないサラサラとした水状鼻水です。典型的な花粉症患者の方では「鼻がむずむずしたと思ったら急にくしゃみが連発し、水の様な鼻汁が出だしたら止まらない」状態になります。
花粉症の鼻水は、かめない、フガフガ、ブヒブヒいうだけの状態が続きます。花粉症の鼻水は水のようにサラサラしていて、いくらかんでも出てきます。そしてこの状態が、花粉症の鼻水は、花粉の飛散期が終るまで症状が続くのでとてもつらいです。しかし鼻水も自衛反応のひとつで、一旦入ってしまった花粉を洗い流すために重要でもあるのです。
花粉症の鼻水は成分がほとんど涙と同じためサラサラしています。粘膜の湿り気を保つため鼻では常に水分を分泌し、過剰分が鼻水になります。花粉症の場合は、特にこの過剰分が多いようです。
次に花粉症のくしゃみの特徴としては、次々にくしゃみが出るくらい激しく、くしゃみが連続して起こり、回数が多いのが特徴です。1度に7〜8回、あるいはそれ以上続くこともあります。
花粉症の鼻づまりは強力です。ひどい場合には、両方の鼻が完全につまってしまい、全く鼻で息をすることができなくなってしまうこともあるようです。昼間に花粉を吸い込んで、夜になってから鼻づまりがひどくなることが多く、そのため睡眠不足になってしまうケースも少なくありません。どうしても口で呼吸をするようになるため、二次的な症状として、のどの乾燥や痛みなども生じ、また鼻づまりのために集中力がなくなり、仕事や勉強に支障をきたすこともありますので注意しましょう。
☆ アレルギー性鼻炎のくしゃみ・鼻水・鼻づまりの症状は?
そもそもアレルギー性鼻炎とは、鼻粘膜でアレルギー反応が起こり、それが原因となって発作性・反復性のくしゃみや、鼻みず、鼻づまりといった鼻の諸症状が引き起こされる病気です。
アレルギー性鼻炎は、ダニ・ハウスダストや花粉などによって起こる鼻粘膜のアレルギー性疾患です。くしゃみ、鼻水、鼻づまりが3大症状で、目のかゆみや充血、全身症状(食欲不振、疲れ)などを伴うこともあります。
生体にとって異物であるダニ・ハウスダスト(ダニ・ホコリ・カビ・ペットの毛)や花粉はアレルゲンと呼ばれ、アレルギーの原因となります。戦後のスギの植林による花粉の増加、食生活の変化、また、カーペット、エアコンの普及で生活環境の中にアレルギーの原因となるダニ、ハウスダストが増加しやすい環境になりました。
これらを鼻から吸い込むと、生体が過剰に反応し、連続するくしゃみや水性の鼻水、鼻づまりなどの症状がみられるのです。
つまり、風邪も引いていないのにくしゃみ、鼻水、鼻づまりが生じるのはアレルギー性鼻炎を疑う必要があります。またアレルギー性鼻炎には症状が1年中ある場合(通年性)と、季節性に症状がある場合とがあります。
アレルギー性鼻炎の鼻水や鼻づまりは、鼻かぜと似た症状です。その違いは、アレルギー性鼻炎はくしゃみが連発したり、水のような鼻汁・鼻水が大量に出ることです。
☆ くしゃみ・鼻水・鼻づまりのメカニズムは?
アレルギー反応の原因物質であるアレルゲンが鼻腔から侵入し、鼻粘膜に存在する肥満細胞と呼ばれる細胞の表面にあるIgE(アイジーイー)抗体と結合すると、肥満細胞は刺激を受けて破裂し、中に貯蔵されているヒスタミンなどの化学伝達物質(ケミカルメディエーター)を放出します。鼻みず、鼻づまり、くしゃみなどのアレルギー症状は、それら化学伝達物質が鼻粘膜にある知覚神経や粘液の分泌腺、毛細血管などを刺激することによって引き起こされるのです。
ある特定の原因物質(抗原)に対する抗体が体の中で合成された後、再びその抗原にさらされたとき(鼻からその抗原を吸い込んだとき)、アレルギーの症状が生じます。これらの症状は、鼻の中の粘膜でアレルギー反応(抗原と抗体が結びつき、ヒスタミン等の化学物質が遊離し鼻の粘膜を刺激すること)が起きることによります。原因となる抗原は、日本ではハウスダスト(ダニ)が最も多く、次にスギ花粉、その他にはカモガヤ花粉、ブタクサ花粉、カビ(真菌)等も原因と言われています。
理論的には、アレルギー性鼻炎は原因となる抗原を吸い込まなければ症状はおきません。したがって、抗原を吸い込まないことがアレルギー性鼻炎対策となります。原因がハウスダスト(ダニ)の場合は、室内の清掃、ぬいぐるみを持ち込まない、ソファー、じゅうたん等をやめる、空気清浄機を使う等で、できるだけダニを除去します。原因がスギ花粉の場合は、飛散の多い日は外出を控える、窓・戸を閉めておく、外出時マスク・メガネを使う、帰宅したら洗眼・うがいをし鼻をかむ等でスギ花粉を回避します。これらのことをまめに実行する事でかなり症状は軽くなるはずです。
☆ くしゃみ・鼻水・鼻づまりに効く食べ物・飲み物は?
くしゃみ・鼻水・鼻づまりには、冷たい飲物・食べ物の取りすぎはよくありません。
健康にいいからと、冷たい野菜ジュースなどを飲む方もいますが、冷たい飲物は体を奥から冷やしてしまうので注意しましょう。
特に花粉症に効果的な食べ物としては、甜茶(中国南部原産の甘みのあるお茶の総称。甜茶の一種であるバラ科の甜茶懸鈎子(けんこうし)に含まれるポリフェノールが、花粉症などの鼻アレルギーに効果があるといわれています)、シソ(シソは抗酸化力の強い物質を含んでいて、シソの葉をそのまま食べたり、シソの仲間のエゴマの実から絞った油(エゴマ油)を利用すると効果的です)、ハトムギ(抗酸化成分が豊富で、アレルギーによる炎症を抑え、症状を軽減するといわれています)、ハーブ(抗アレルギー作用があるといわれています。ハーブティーなどで飲用しましょう)。
また食べ物も大切ですが、生活環境を見直すことも大切です。不規則な生活、喫煙、ストレスなども症状を悪化させることにもなりますので気をつけましょう。
くしゃみ、鼻水、鼻づまり等、鼻の症状があって困っている方は、勝手に自分で決めつけずに一度専門医(耳鼻咽喉科医)を受診することをおすすめします。アレルギー性鼻炎の治療は、耳鼻咽喉科医の診察を受け、原因の抗原を調べることから始まるのです。花粉症と思いこんでいても、耳鼻咽喉科医を受診することによって実は副鼻腔炎や鼻茸があったと判明することもあります。
花粉症と似た症状を示す病気には、鼻かぜ以外にもダニの死骸や排泄(せつ)物などのハウスダストが原因となって起きる通年性アレルギー性鼻炎や、急性・慢性副鼻腔炎(蓄膿症)などがあります。専門医(耳鼻咽喉科医)は鼻水中の成分を調べることによって、鼻かぜかアレルギー性の鼻炎なのかを鑑別することができます。悩んでばかりでは余計に症状が悪化してしまうかもしれませんよ。
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